2026年3月11日(水)、東京駅のカンファレンスセンターにて、「わたしらしく働く!オンライン就活講座」の一環として 『在宅×オンラインで働く女性のリアルな体験談!ちょっと先いく先輩に聞いてみよう!』 が開催されました。会場には受講生とメンターが集まり、再就職への第一歩を踏み出すきっかけの場となりました。

在宅・オンラインの働き方で実体験を持つ3名のメンターが登壇し、率直な体験談を語るイベントが開催されました。会場には在宅×オンラインという働き方に興味をもつ方々が集まり、メンターたちの言葉に真剣に耳を傾けていました。
1人目のメンターきみさんは、製造業のメーカーでマーケティング部門に30年以上勤め、早期退職後はマーケティングアドバイザー・キャリアコンサルタント・アクセサリー制作・着物リメイク品の海外販売という4つの仕事を掛け持ちするフリーランスとして活躍されています。ワーキングマザーとして子育てと仕事を両立してきた経験と、長年のキャリアで培ったネットワークを武器に、退職後も充実した仕事人生を歩んでいらっしゃいます。

きみさんが在宅ワークに本格的に取り組むようになったのは、最後に勤めた会社でデジタル推進部門に配属されたことがきっかけでした。社内でTeamsを普及させる役割を担ったことで、コロナ禍以前から在宅勤務を経験していたといいます。通勤時間がなくなったことで体の負担が大幅に減り、昼休みをキャリアコンサルタントの勉強に充てることもできた。「満員電車がなくなるだけで、こんなに生活が変わるんだと驚きました」と振り返ってくださいました。一方で、在宅だからこそ生まれる悩みも正直に語ってくださいました。深夜や土日にメールが届き、「本日中に」という依頼が深夜11時58分に来ることもあったといいます。「会社にいれば帰宅した瞬間に仕事が終わりますが、在宅だとどうしても仕事とプライベートの境界が見えにくくなる。便利さと引き換えに、自分で線を引く難しさがあります」とおっしゃっていました。
フリーランスとして独立する際、きみさんがとった戦略はシンプルなものでした。退職前から周囲に「辞めたらマーケティングの仕事を続けたい」と伝え続け、退職時には取引先全員に開業を知らせるメールを送ったのです。返事がなくても諦めず、年賀状がわりのフォローメールを送り続け、マーケティングの勉強会では積極的に名刺を配りました。アクセサリーの販売先は高校時代の友人のお店との縁から生まれ、着物リメイク品の海外販路は旅行先で出会ったホテルオーナーとの会話から広がったといいます。「どの仕事も、自分からやりたいことを話したことで生まれました。言わなければ、誰にも気づいてもらえなかったと思います」と語ってくださいました。キャリアコンサルタントとしての仕事もFacebookでの発信がきっかけで友人から依頼が届くようになったといい、SNSや勉強会といった場を丁寧に活用してきた姿勢が伝わってきました。